計算条件
基本設定
ここではGELATOの計算全体に関わる基本設定について設定する。
Figure 8 : 基本設定
流れの計算結果CGNSファイル
物質輸送解析用の時間刻み(s)
注釈
計算終了時間(s)
Figure 9 : 計算終了時間と出力される計算結果(計算結果の時間を使用しない場合)
Figure 10 : 計算終了時間と出力される計算結果(計算結果の時間を使用する場合)
出力頻度増幅係数
計算結果の時間を使用する
警告
このパラメーターを有効にした場合、時間に関するパラメーターは全て読み込んだ計算結果における時間で指定する必用がある。
水路中央縦断線の描画
計算結果読み込み設定
Figure 11 : 計算結果読み込み設定
物質輸送に用いる水理条件
- 計算結果を使用する
流れの計算結果CGNSファイル で指定された流れの計算結果から読み取った水理条件を使用する。
- 一定値を与える
水理条件として 一定流速(m/s) と 一定水深(m) を与える。
一定値を与える場合に設定するパラメーター
一定流速(m/s)
一定水深(m)
計算結果を使用する場合に設定するパラメーター
追跡計算に使用されるパラメーター
X軸方向流速(m/s)
Y軸方向流速(m/s)
水深(m)
地形高(m)
参考としてコピーするパラメーター
流量(m3/s)
河床変動量(m)
渦度(s-1)
染料濃度
注釈
参考としてコピーするパラメーターについては、パラメータ名と一致しない値を選択することで、格子点の実数地の値であれば何でも参考値としてコピーすることが可能だが、CGNSにはパラメータ名で出力されるため注意が必要である。
通常トレーサーの基本設定
Figure 12 : 通常トレーサーの基本設定
通常トレーサーの時間設定
投入開始時刻(sec)
投入終了時刻(sec)
投入時間間隔(sec)
通常トレーサーの周期境界条件
移動限界水深・摩擦速度以下での処理
トレーサーの位置の水深が移動限界水深以下、もしくは流速が移動限界摩擦速度以下の場合のトレーサーの処理を以下から選択する。
移動停止
消失
プライマリー・セカンダリートレーサーの設定
Figure 13 : プライマリートレーサー及びセカンダリートレーサーの設定
トレーサーの投入
最大トレーサー数
1セル内の最大トレーサー数
移動限界水深(m)・移動限界摩擦速度(m/s)
トレーサー補足壁
補足壁の高さ(m)
補足壁の捕捉率(%)
Figure 14 : トレーサー補足壁の捕捉率
トレーサーの投入範囲
Figure 15 : トレーサーの投入範囲
注釈
なお、一般座標系における \(\xi\) および \(\eta\) は格子のサイズが一定であることを前提に作成しているため、格子のサイズが一定でない場合は以下のように。物理座標系では等間隔ではなくなってしまうのので、できるだけ格子間隔は等間隔になっていることが望ましい。
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Figure 16 : 格子が等間隔でない場合の一般座標系の座標のイメージ
トレーサーの分割
分裂条件と分裂方法
- 空白セルはすべて発生させる
セル内に一つもトレーサーがないセルの中心に新たなトレーサーを発生させる。
- トレーサーの存在数が1個になったセル
セル内にちょうど1つのトレーサーが存在する場合、そのトレーサーは半分の質量の2つのトレーサーに分裂する。
- GUIで領域指定した範囲でトレーサー数が1になったセル
計算格子で トレーサーを分割させるセル としてマッピングされているセル内において、ちょうど1つのトレーサーが存在する場合、そのトレーサーは半分の質量の2つのトレーサーに分裂する。
最大分割世代数
すべての空白セルにトレーサーを発生させる場合の割引係数
Figure 17 : 割引係数3でのトレーサーの発生状況
軌跡追跡用トレーサー
Figure 18 : 軌跡追跡用トレーサーの設定
軌跡投入用トレーサーの投入
軌跡表示用トレーサーの最大数
粒子軌跡の最大保存回数
粒子軌跡表示用トレーサーの保存間隔
注釈
移動限界水深(m)・移動限界摩擦速度(m/s)
トレーサー補足壁
トレーサーの投入範囲
軌跡表示用トレーサーの投入時間
Wind Map風の描画
Figure 19 : Wind Map風の描画
Wind Map風の描画
Wind Mapの最大描画本数
個々のWind Map線の寿命(保存回数)
Wind Mapの保存間隔(追跡回数)
魚の運動のシミュレーション
Figure 20 : 魚の運動のシミュレーション
魚のシミュレーション
魚の挙動の周期境界条件
魚の跳躍
魚の運動特性リスト
Figure 21 : 魚の運動特性リスト(リスト形式)
Figure 22 : 魚の運動特性リスト(表形式)
設定項目は以下の通りである。
- 魚体比の比率
- 魚の総数に対する各グループの魚の数を比率で指定する。魚の総数が割り切れない場合は、比率の大きい順にグループに割り振られる。
- 魚体長(m)
- 魚の体長を指定する。
- 巡航速度(m/s)
- 魚の通常時の巡航速度を指定する。
- 巡航時間(sec)
- 魚が巡航速度で泳ぎ続ける時間を指定する。
- 突進速度(m/s)
- 魚が突進状態で泳ぐ速度を指定する。
- 突進時間(sec)
- 魚が突進速度で泳ぐ時間を指定する。
- 活動限界水深(m)
- 魚が問題なく泳ぐことが可能な水深を指定する。この水深未満の場所での魚の挙動は 限界水深未満での挙動 で指定する。
- 限界水深未満での挙動
- 魚が活動限界水深未満の場所での挙動を以下の選択肢から指定する。除去される 以外の挙動の場合で通常状態の魚が移動後に活動限界水深未満の場所に移動した場合、移動の前の場所に一度戻り次の移動時に選択肢の行動をとる。移動前に水位の変化により活動限界水深未満の場所になった場合は、移動を行わず水深が活動限界水深以上になった際に再度移動を開始する。限界水深未満での挙動を継続中に限界水深未満の位置に移動した場合、移動前の位置に戻り挙動の継続時間タイマーがリセットされ、次回移動時に再度選択肢の行動ととる。
- その場で停止する
魚はその場で停止する。
- 反対方向に泳ぐ
本来泳ぐ方向とは反対側に泳ぐ
- 流れに身を任せる
魚は自身の遊泳能力を放棄し、流れに身を任せる。
- ランダムな方向に泳ぐ
魚の進行方向から標準偏差を \(\pi /2\) とする正規分布に従うランダムに傾いた方向に泳ぐ。
- 除去される
限界水深未満の場所に入った魚は除去される。
- 限界水深未満での挙動の継続時間(sec)
- 限界水深未満での挙動を継続する時間を指定する。この時間内では限界水深以上の位置に移動しても限界水深未満での挙動を続け、この時間を超えると通常の挙動に戻る。
- 跳躍に挑戦する水位差(m)
- 魚の跳躍が有効の時に使用されるパラメーター、魚の移動前の位置の水位と1セルi方向上流のセルとの水位差がこの値を超える場合に跳躍を行う。
- 可能跳躍高(m)
- 魚が跳躍可能な最大水位差を指定する。
- 可能跳躍長(m)
- 魚が跳躍可能な最大跳躍長を指定する。
- 跳躍失敗時の挙動
- 水位差が跳躍可能高を超えた場合の挙動を以下の選択肢から指定する。
- その場で停止する
魚は移動前の場所で停止する。
- 泳ぎ続ける
魚は遊泳を再開する。
注釈
魚の巡航と突進のサイクルについて、魚は巡航状態と突進状態をそれぞれの時間ずつ繰り返す。ただし周期をバラつかせるため、魚投入時は巡航状態から開始しその際の巡航時間は巡航時間内でのランダムな値となる。
注釈
魚の跳躍の条件において跳躍を行う - i方向に1セル上流との水位差が跳躍検討水位差を超えている - 水位差が跳躍可能高以下である - 魚が突進状態かつ、突進状態に入ってから移動回数が2回以下である - 限界水深未満の挙動をしていない - 一番上流のセルにいない
初期位置設定方法
- 無次元座標で指定
- 通常トレーサー等と同様の方法で配置を行う。
- 総個体数を与えて位置はランダムに与える
- 総個体数を与え、その個体数分の魚を格子範囲内にランダムに配置する。
配置出来ない場合の挙動
- 0:配置しない(障害物・水深)
- 配置される場所が障害物セルまたは活動限界水深未満の場所である場合、その魚は配置されない。
- 1:配置しない(障害物)
- 配置される場所が障害物セルである場合、その魚は配置されない。
- 2:再配置(障害物・水深)
- 配置される場所が障害物セルまたは活動限界水深未満の場所である場合、その魚は別の場所にランダムで再配置される。
- 3:再配置(障害物)
- 配置される場所が障害物セルである場合、その魚は別の場所にランダムで再配置される。
総個体数
魚の配置範囲
通常トレーサーの トレーサーの投入範囲 と同様のため割愛する。
魚の表示時の拡大係数
魚のカウント
魚のカウントを行う断面番号
魚のカウント開始時間(sec), 終了時間(sec)
拡散係数
Figure 23 : 拡散係数
ランダムウォーク(拡散)の有効化
拡散係数のパラメーター
以下の式におけるaおよびbの値を指定する。
樹木描画の条件
Figure 24 : 樹木描画の条件
樹木の描画
樹木描画の条件
- 水の無いセルのみ
- 描画限界水深 未満の水深のセルに樹木ポリゴンを描画する。
- 指定したセルのみ
- 描画限界水深 未満の水深かつ、計算格子で 樹木繁茂セル とマッピングしたセルに樹木ポリゴンを描画する。
描画限界水深(m)
平均樹高(m)
樹高を変動させる
樹木の横幅の倍率
Figure 25 : 樹木ポリゴンの基本形
樹木の描画角度(度)
Figure 26 : 樹木の描画角度
範囲内に描画する本数
i方向の樹木描画間隔, j方向の樹木描画間隔
Figure 27 : 樹木ポリゴンの描画間隔(i=3, j=2, 本数=1)
砂利河床の描画
Figure 28 : 砂利河床の描画
なお、砂利河床の描画に関する設定は 樹木描画の条件 と同様であるため個別の説明は割愛する。
その他
Figure 29 : その他の条件
