GELATO Ver2.xにおける更新点
GELATO Ver2.xでは以下の点が従来までのGELATOと比較して更新されている。 なお、GELATO Ver2.xはiRICのインストーラーに同梱されていたGELATOのほか、派生したバージョンを統合し書き直したものである。
仕様変更
タイムステップの扱い
Figure 219 : 従来のGELATOでのタイムステップの扱い
読み込んだ計算結果の初期タイムステップを出力していなかった。
出力頻度増幅係数を変更すると、読み込んだ計算結果のタイムステップとGELATOのタイムステップが一致しなくなる。
Figure 220 : GELATO ver2.xでのタイムステップの扱い
Figure 221 : 出力時の時刻の設定
流れの計算結果の読み込み
Figure 222 : 計算条件ダイアログで表示される情報
注釈
例えば、水深に関しては Depth(m)、Depth[m]、Depth、depth(m) のいずれかの名前で出力されているソルバーでなければ読み込むことができなかった。
Figure 223 : 計算結果の選択
魚のシミュレーションにおけるパラメーターの設定方法
Figure 224 : GELATO ver2.xでの魚の設定ダイアログ
Figure 225 : GELATO ver2.xでの魚の設定ダイアログ(リスト表示モード)
Figure 226 : GELATO ver2.xでの魚の設定ダイアログ(表形式表示モード)
Figure 227 : 魚のパラメーターのcsvの例
Figure 228 : 魚のパラメーターのマクロ
機能追加
マニングの粗度係数の設定
従来まではGELATO内での計算に使用するマニングの粗度係数がプログラム内で決定された一律の値となっていたが、ユーザーが任意の一定値を与える機能および、計算格子にマッピングした値を使用する機能が追加されている。
Figure 229 : マニングの粗度係数の設定
トレーサーの総数の追加機能
Figure 230 : トレーサーの総数の時間的変化
Figure 231 : トレーサーの総数のラベル表示
魚の活動限界水深未満の場合の処理
その場で停止する(移動前の位置で停止する)
反対方向に泳ぐ
流れに身をまかせる
ランダムな方向に泳ぐ
除去される
魚のもつ情報の追加
魚の所属するグループのインデックス
魚のインデックス
跳躍状況(タイムステップ間に跳躍していたか否か)
巡行状態(巡行状態か突進状態か)
限界水深未満モード(出力時に限界水深未満での処理が行われる期間内にいるかどうか)
Figure 232 : 魚に付加される情報
トレーサーの補足機能の追加
樹木・礫ポリゴンの描画
異なる乱数パターンの発生
詳細は ランダムシード値
不具合修正
トレーサーの投入範囲、期間の調整
「すべての空白セルにトレーサーを発生させる場合の割引係数」の不具合修正
バックグラウンドの流れの条件
粒子結合機能
Windmapの表示
樹木・礫ポリゴンの描画
樹木・礫のポリゴンの位置が指定された水深よりも深い場合でも描画されていた不具合が修正された。
樹木・礫のポリゴンが格子の範囲外に描画されていた不具合が修正された。
GELATO Ver2.1での更新点
GELATO Ver2.1では以下の点がVer2.0と比較して更新されている。
トラップされたトレーサーをセル内のトレーサー数にカウントせず、別途トラップされたトレーサー数としてカウントするよう仕様変更
Windmap風描画のラインの寿命と保存間隔を秒から軌跡追跡トレーサーと同様に回数で指定するように変更